愛人として生きる

独身の私と既婚者の彼 許されない恋だけれど…

昨日の夜

昨日は 彼が仕事の会議で

電車で出かけていて



遅くなるのを承知で

帰りを待っていた



いつものなじみの(笑) ファーストフード店で

ホットティーを飲みながら

ひたすら 待つ




この待つ時間 

好きだなぁ・・・




彼からLINEで



【まだ少しかかりそう 待ってて】



と隙を見て 連絡くれる





待てる 待てる 全然待てる 笑




ソワソワ ドキドキ


会えるまでの時間




【もうすぐ着くよ 駐車場で待ってて】




キター! 笑



浮き足立っていながらも

急いで待ち合わせ場所に向かう




彼が私を見つけて


隠れる素振りをする



『なにしてんの!笑』



キャッキャッ じゃれて


二人で 笑う




『遅くなってごめんな 

      めちゃくちゃ疲れたわ〜』



と 彼が優しく私に触れる



『全然いいよ 遅くまでお疲れ様

今日は遅くなっちゃったし このまま帰ろう





私たちのルール



会う時間が遅くなってしまったら


潔く 帰る




私たちの付き合いが 

少しでも長く続くためには



彼の家族に 

不信感を抱かせてはいけない



家庭円満だからこそ

私との付き合いが成り立つ



なんとも おかしな構図



  


でも 彼は

遅くなって仕事で疲れているのに


『ちょっと 遠回りして帰ろう』



と 少しでも長く

私との時間を持とうとしてくれる




それだけで 本当に嬉しい




二人で 


たわいもないことを話して


笑って




この日の プチデートは終わり




ほんの少しの時間なのに

ものすごく満たされた時間




彼が家に帰ってからはLINEできないので

今朝 彼から


【仕事の方で色々あったけれど

  どうでもいい話ししたりして

     気分転換できて本当に良かった

              ありがとうな】




って キュンとするものが届いた




彼にとって 


ホッとする存在でいられたら


それだけで充分





現代の恋愛マニュアル

ふと 本屋に立ち寄ったら


とても興味深い本に出合った




いわゆる恋愛マニュアル本だが



《彼に追わせる恋愛は古い!》



の文字に惹かれ  



なになに どういうこと?


とパラパラ本を開いた




男は狩猟本能があるから

女から好き好き言って追いかけるな

そっけなくして追いかけさせろ



今までの恋愛マニュアルといえば

これが王道だったが


これは古いらしい



現代は 恋愛における優先順位が低く

駆け引きをするような 

面倒な恋愛はしたくないひとが多い 

面倒な恋人はいらない


とのこと


なるほど…


そういうひともいるだろうし

そうでないひともいるだろうし


と思ったけれど



ストレートに素直に表現する大切さは

とてもよく分かる



そもそも恋人同士で好き同士なのに

どちらが優位に立つかなんて

おかしな話






いつも自分からばかり連絡している

彼からデートの誘いをしてくれない


と不満を抱いているひとは


追いかけているから連絡がこないのではなく

単に 連絡したい 会いたい

と思える相手じゃないから


不満を言う暇があるなら

連絡したい 会いたい

と思える女になるように磨け


そもそも不満を抱いている彼女は

魅力的ではない



…ふむふむ なるほど

これはそうかもしれない



いつも機嫌よく

一緒にいる時に安らげる彼女


これは私も目標としているところ





結局 

ヘタな駆け引きしたり

要望を押し付けたり

過度な期待をしたり

彼とはこういうものだという固定観念


これが よくないということか







前にもブログに載せたが


私の彼は 駆け引きが大嫌い


だから 追いかけさせるような

下心まるわかりのことをしたら



即 終わる 笑




彼に一心不乱の私は

余裕がないからなのか

そもそも 駆け引きなど出来ないが



だから

連絡したい時はする

好きだと思った時は好きと言う

会いたい時はデートに誘う


…まぁ 愛人の身なので

彼の状況を考えてから 全て行っているが




やっぱり あざといことをしないで


純粋な気持ちで

付き合うことが大事だな







ずっと一緒にいる約束

彼とのデートで愛し合う時間に


必ず出るワードが



『ずっと一緒にいるよな?』





私と彼は不倫関係

私は彼の愛人


婚姻届のような拘束力のない

口約束




不安定な口約束だから

彼は毎回 私に確認する


そして 私も


『ずーっと そばにいるからね』




力を込めて返す





私は確信している


この先 彼以外を愛することはないと






人の気持ちが変わることは

いい大人の私には 分かっていること



だから

彼の気持ちは いずれ変わるかもしれないと


どこか覚悟しながら


それでも 自分の気持ちには確信を持っている





不倫に否定的だった私を

突き動かすほどの彼との出会い



本当にこんな感情は初めて




出会ってしまって 

走り出してしまったら


止めることなどできない




1分でも 1秒でも


少しでも長く


彼のそばにいたい




今日もそんなことを思いながら

彼に会いに行きます